外壁・床のタイル工事|タイル工事について|山形
外壁・床タイル工事 新築工事の場合
外壁のタイルには2丁掛けや45二丁掛、モザイクタイルなど様々な種類があります。
タイルの厚みもそれぞれ違います。
さらに外装用、内装用に分けられ、何と言ってもそのデザインの豊富さには驚かされます。
オシャレな店舗にはほとんどタイルが採用されており、例えばホテルエントランスの壁や床、様々なショールームの壁や床に貼られています。

タイルはとても丈夫で耐久性も良く、車の乗り入れも可能ですし、床シートのようにカッターで傷つくものでもありません。
店舗のリニューアル工事や新築の設計時にはタイルの種類がある程度選定されている事が多いです。
ただ気を付けるべきポイントは将来浮きが出てこないように貼り付ける事と、貼る枚数を事前にしっかり調達しておくことが重要です。
タイルは量産物もありますが、デザイン性が高いものは無くなり次第廃盤となるものや欠品するなどもあり、完成まで足りなくなって慌ててしまうなんて事もたまに御座います。
ですのでロス分もしっかり計画し多めに頼んでおくことが重要です。
また新築時のマンション、ホテル、病院ですと平米数も多くなってくるので人員の配置に気を遣います。
こちらの病院は2000平米ほどの面積でしたが、毎日10人ほど稼働しておりました。

↑タイル下モルタル調整
RC造新築時は必ずと言っていいほど躯体の通りや下地が悪いので、予め角を起こしたり補修したりします。

↑タイル貼り後
タイルは糸を張ってまっすぐ並行に水平に貼っていきます。
基本は圧着セメントで貼っていきますが、雨掛かりが多い箇所は弾性接着剤を併用し貼っていきます。

↑目地入れ
タイルを貼った後に目地材を入れていきます。
目地材には白、灰色、濃灰、特濃灰やブラウンなどの種類があります。

↑目地入れ、目地洗い後
目地入れ後は速やかにスポンジと水で表面のみを洗っていきます。
冬の日はとても冷たくて手が荒れます。

↑タイル施工中
方角面により順番に貼っていきます。
二色の色で貼る場合は、図面上にA色、B色など指定がありますので、間違えないように貼ります。

↑タイル施工後
しっかり貼り終えました。
タイルの部分張替え マンション大規模修繕工事の場合

↑足場仮設工事
足場が建つ前に事前にタイルの浮き部分を調べておくこともありますが、そうでない場合は足場が建ってから浮き部分、つまり貼り替え部分を調べます。
これをマーキング、外壁調査と言い、貼りかえる枚数をチェックします。
新築時と違って改修での部分張替えは「1枚いくら」の清算になってくるので、マーキングして枚数チェック→貼り替えの予算が範囲内かどうかを判断します。
見積時には外壁に対して5~10%程度の面積で計上しておきます。
しかし45二丁掛のタイルは1平米で200枚になるので、100平米となるだけで20000枚となってしまいます。
参考価格としては1枚貼り替えで800~1000円ほどになるため、20000枚×1000円でも2000万ほどになります。
これは部分貼り替えにおける計算となります。
新築は1平米計算なので100平米貼っても100万掛かるかどうかと言った所です。
ちなみにこのマンションは10階建てですが、タイルの貼り替え枚数は3500枚ほどでした。
外壁総面積に対して1%ほどなので予定よりずっと少なく済みました。

↑タイル解体
タイルの解体はピックやケレン機と呼ばれる機械で斫って(はつって)いくのですが、結構な騒音となるので注意が必要です。
マンションであれば事前に入居者に案内は出さねばなりませんし、その日にどこを斫るかある程度告知しておくことが重要です。

↑タイル貼り施工中
タイルは既存のタイルに合わせ、事前にサンプル焼きを行い元の色に合わせて製作してもらいます。
だいたい新築時のものは廃盤になってる事が多いので、このように予め同じ色に焼いたものを貼るので、施工後も貼り替えした箇所が目立ちませんのでお勧めです。
ただし製作は1か月~2か月を要するので、工事の計画はしっかり行わねばなりません。

↑部分張替え施工完了
この施工費は事前におおよその予算を作っておきますが、実数清算項目という形で、実際貼った枚数をチェックしておき最後に清算となる事が多いです。
まとめ
タイル工事は新築と改修では金額も大きく変わってきます。
また平米と枚数でも大きく変わるので見積もりは注意しましょう。
アパレル系の名だたるブランドショップはこのタイルにものすごくお金をかけるイメージです。
デザイナーさんと設計プランで色んなタイルを選択してきます。
ただ完成した後は非現実的な空間を演出し来客者を感動させます。
左官技法もそうした感動を生む仕事ではありますがタイルもまた同様。
建築仕上げには塗装、左官、タイルは切っても切れない関係と言えます。
